今回の「親バカ青春白書」がいかに神回であったか。
皆さん、しばらくぶりです。
ここ最近、頭の中でこねくり回した感想や考察をTwitterに連投することが増えていったので、この機会に久しく書いてなかったブログを再開してみようと思い今回の記事を書いてみました。
復活第一弾のテーマは2020年8月2日から放送開始した、福田雄一監督作品でありムロツヨシが主演を務める「親バカ青春白書」について。
実は8月30日に放送が終了した「仮面ライダーゼロワン」の一年間観てきた総括としての感想と迷ったのですが、私は「仮面ライダー」シリーズについてかなり思い入れが強い方だと自負しているのでどうしてもかなり肩の力が入った文章になってしまいそうだと思いました。
そこで最近見た仮面ライダー以外の作品についてだったらいくらかは肩の力を抜いて書けるのではと思い、今回のテーマを選びました。(※肩の力を抜いて書けるというのは決して適当に書いておけば良いという意味ではないです。)
福田雄一に関して
「福田雄一」という人物に関して今ではその名を知らない人の方が少ないとは思いますが、一応補足として。
福田 雄一(ふくだ ゆういち、1968年7月12日 - )は、日本の劇作家、放送作家、ドラマ・映画脚本家、舞台・ドラマ演出家、映画監督。劇団「ブラボーカンパニー」座長。コメディ作品を次々に生み出し、ムロツヨシ、佐藤二朗といった個性派俳優を抜擢し、「コメディの奇才」と称された[1][2]。血液型A型[3]。(Wikipediaより出典)
父親がお笑い好きの影響で自身も小さい頃からお笑いが好きであり、小学生の頃、学期末ごとに開催される「お楽しみ会」では毎回台本を書き、コントを披露していたそうです。
中学・高校の頃はゴルフに夢中になり、高校の先生に薦められてゴルフ部のある成城大学に入学、プロゴルファーを目指していましたが、部費が予想以上にかかることや、自身のゴルフの腕前に夢を諦めざるをえなくなり、一時的にですがノイローゼ状態に陥りました。
そんな彼を救ったのが劇団第三舞台の舞台。たまたま見た小劇場ブームを伝えるニュースに昔の「お楽しみ会」の楽しかった思い出が蘇り、早速観賞しに行きました。
笑えるお芝居をする劇団があることに衝撃を受け、入部先を演劇部に変更。演劇漬けの日々を送り、成城大学の学生劇団を母体として1990年に劇団「ブラボーカンパニー」を旗揚げし、座長として全作品の構成・演出を手掛けました。
日本テレワークに入社後、独立しフリーの放送作家に転身。バラエティ番組の構成を多数手がけ、さらにテレビドラマや映画の脚本・演出にも活動の場を広げていきました。
特徴としては基本的にコメディ&ギャグ路線であり、更に気に入ってる俳優に関してはアドリブを多用させることが多いですね。この個性的な作風で深夜ドラマである「勇者ヨシヒコシリーズ」が徐々に注目を集め、「スーパーサラリーマン左江内氏」や「今日から俺は!!」などで「監督・福田雄一」の名を世に知らしめました。
ただし、これは個人的な意見ではありますが「今日から俺は!!」に関しては私はあまりハマれませんでした。
というのも、いつものほのぼのとしたコメディ系だと思って観てたら意外と暴力描写が凄かったこと。例えるなら、家庭的な優しい味の料理が食べたくて注文していざ食べてみたら、かなりカロリー高めで重めな味だったこと。(そんな実体験はないけれどw)「事前に聞いてた情報と違うじゃん!」みたいな(笑)
そんなことがあり、今回の「親バカ青春白書」に関しては視聴前は「まあ、一応見ておくか」という感じでした。
しかし、ちゃんと見たらこれが「家庭的な優しい味の料理」だったわけですよ。
デビュー作のヒット以降、全く売れない小説家・小比賀太郎、通称ガタロー(演-ムロツヨシ)が母・幸子(演-新垣結衣)を幼い時に亡くした娘・さくら(演-永野芽郁)を心配するあまり過保護になり娘と同じ大学に入学。また一から大学生としてさくらやその仲間たちと大学生活を始めていくことになります。
ガタローのいつもふざけているけど、時には小説家特有の観察眼や持論(だと勝手に自分は解釈しています笑)を展開しトラブルを解決に導く独特な雰囲気に周りは巻き込まれながらも引き込まれていきます。
新型コロナウイルスの影響で撮影時期が遅れたものの、コロナへの不安を吹き飛ばしてくれるような、前向きな明るい気持ちになれる作品です。
特に今回の第五話に関してはかなり気に入ったので、一度感想を書いておこうと思ったわけです。
※まだ見てない人はネタバレ注意!!
小説家という昔からある職業と、YouTuber(動画クリエイター)という今どきの職業
今回は大学に通いながら「YouTuber」という今どきの活動をしている根来恭介(演-戸塚純貴)がメイン。
当初は自身のチャンネル登録者が20人しかいなかった根来だが、ある「フラれ動画」がバズり、一気に人気YouTuberに。
動画による収益が増え、スタッフも付くようになり、動画に出演してくれた女の子から遊びに誘う連絡が次々と来てまさにウハウハ状態。性格もどんどん傲慢になっていきます。
そんな傲慢になっていく根来に周りの仲間は苦手意識を感じるようになります。しかし、ガタローだけは根来の動画を毎日チェックしつつ、傲慢になっていく根来を気にかけます。
そんな中、さくらと同じ大学の同級生でガタローを小説家として尊敬している畠山雅治(愛称はハタケ)(演-中川大志)は山本寛子(演-今田美桜)の策略(?)でさくらと急接近。交際を始めます。
そんな二人のデート初日を当然のように邪魔するガタロー。
ハタケはさくらと相談して、ガタローに「さくらと二人っきりでデートがしたい」と言い出そうとしますが、根来のチャンネルの更新が止まったことが気になったガタローに半ば強引にさくら共々、根来の自宅を訪ねます。
根来は家にいたものの、辺り一面散らかし放題。根来曰く、動画の企画がどんどんやらせにしか思えなくなり、全く次の企画が思いつかない状態。それでも動画の更新時間は待ってくれないし、焦燥感からつい物に当たってしまったとのこと。
そんな根来にガタローは「散らかったままだったら、何も思いつかないからみんなで部屋を片付けよう」と提案します。
実はスランプ状態であった根来をガタローは自身の作家人生と重ね合わせていたのです。デビュー作で最初はちやほやされても、その次に出した作品が今度は全く売れずに誰にも見向きされなくなってしまいます。「天国」から一気に「地獄」へ。その辛さを経験しているガタローだからこそ、次の新作動画に悩む根来の気持ちに痛いほど共感できたのでしょう。
また根来が動画の収益で稼いだお金が、たまたま撮影しっぱなしになっていたカメラの映像に、根来のチャンネルのスタッフだった人間に盗まれたことが発覚し、スタッフが所属する事務所前まで根来を加えた四人で行きます。
お金を盗んだスタッフ二人が、ちょうど事務所を出てきたところを問い詰めるガタローと根来。さくらとハタケは何かあったときのための証拠動画を撮るため、隠れながら見守ります。
スタッフは悪びれもせずに、そんなに言うなら返しますよーと言った感じでヘラヘラしながら根来に返します。しかし、最後に太った方のスタッフが「一発屋のくせして調子乗ってんじゃねーよ!」と鬱憤が溜まっていたのか悪態をつきます。
根来は反論する気になれずに「もういいです。」と話を終わらせようとします。しかし、ガタローは「お前が言わないなら俺が言う。」と前置きし、スタッフに「一発屋、馬鹿にすんじゃねぇ!」とキレ返します。
「一発当てただけでも凄いのに、一発も当てたこともない0の人間がとやかく言う資格はない。こっちは二発目当てるために必死に頑張ってるんだ!」
と熱く語ります。最後に「今度、同じようなことを他の奴にしたら証拠映像をネットに公開してブタ箱にぶち込んでやるからな」とガタローが脅すと、怯んだスタッフは逃げるようにその場を去っていました。
ガタローは根来にも「お前もお前で取られたお金をすぐにあきらめるな。あとここ最近のお前性格悪かったぞ」と指摘します。
四人で自宅に戻り、今までの態度を謝罪する根来。お詫びとして飯をご馳走すると言った彼は、実家から送られて来たという鯛まるまる一匹を冷蔵庫から出し、専用の道具でさばき始めます。実は根来の実家は漁師であり、魚のさばき方については小学生の頃から教え込まれていたそう。
あまりにも綺麗な根来のさばきっぷりに感心する一同。ハタケはこれを動画にしたらいいんじゃないかと提案します。
根来にとっては魚をさばくことは当たり前のこと過ぎて動画にすることさえ、思いつかなかったそう。ガタローもこれだったらやらせ一切なしだから良いと太鼓判を押します。
この回で重要なポイント
それはやはりガタローが自分自身と根来を重ね合わせている点だと思います。
昔からある「小説家」と今どきの職業である「YouTuber(動画クリエイター)」。一見するとあまり共通点のないように感じますが、よく見てみると「売れる」「売れない」が関係しています。
「小説家」や「YouTuber」に限った話ではありません。歌手やバンド等の「音楽アーティスト」、「芸術家」、「美術家」、「芸人」、それこそ「俳優」であったり。
一般的な仕事に比べて、一見華やかに感じますが、「売れる」までがそう簡単に上手くは行きません。例え、売れたとしても注目された作品以上のものを常に作っていかなかればならない。緊張と不安という名のプレッシャーが常に降りかかって来ます。
お金に関しては売れれば売れるほど稼げますが、売れなくなってしまえば一気に収入が減ります。安定のない、常にリスクがつきまとう仕事と言えるでしょう。
そんな辛さを一番分かっているガタローの言葉だからこそ、視聴者の心に響くのではないのでしょうか。
これがもし、ガタローが普通の会社員だったら。「分かったような口聞いてんじゃねぇよ!」と反感を買う事でしょう。(そう言ってる僕も誰かから反感を買いそうですが・・・・・・(苦笑))
制作陣がどこまで計算したのかは分かりかねますが、「小説家」という設定のガタロー。「YouTuber」という設定の根来。この二人は実はとても良く似てるし、共に分かり合える関係なのです。
根来を同じく「華やかだけど常にリスクが付きまとう仕事の立場の人間」として正しく導くガタロー。その後、ガタローの家にとある事情で居候しているさくらの同級生である衛藤美咲(演-小野花梨)に(ガタローの作品を全部読んだうえで)「新作が読みたい」とお願いされます。
きちんと作品全部に目を通し、新作を待っているファンがいる。「根来のこと言ってられないな」と感じたガタローは出版社の担当編集に電話し、ストップしていた執筆活動を再開することにしたのです。
このシーンは美咲の言葉で動いた場面ですが、根来の一件があったからこそ、ガタローが自分自身を見つめなおし、また一歩進むきっかけになったのではないかと思います。
最後に
この記事を書いている私自身は特に何かを一発当てた経験があるわけではないのですが、YouTubeの活動をしていたことがあったので「売れる」「売れない」に関しては少しですが共感できました。
まだ仕事探しの真っ最中の身でありますが、このエピソードをきっかけに自分自身を見つめなおし、一歩進めたらなと思います。
ちなみにこのエピソードはお気に入り過ぎて三回も見てガタローの「一発屋、馬鹿にすんじゃねぇ!」で三回とも泣きました(笑)
最後まで読んで頂きありがとうございました。
全仮面ライダー一覧表
※一部、公式のライダー、分類じゃないものも含みます。
※ファイナルステージ、小説版、S.I.C.等の登場ライダーはカウントしてません。
※別形態等はカウントに含みませんが、公式で別ライダーと扱われているものはカウントに含みます。(例:仮面ライダーBLACKと仮面ライダーBLACKRX)
※ショッカーライダーはカウントに含みますが以降、ニセライダーとして登場するキャラはカウントに含みません。
ここがスパイダーマンの世界か。大体分かった。「スパイダーマン:スパイダーバース」感想
ライダーファンとしては「並行世界のヒーローが出てくる作品」としてやっぱり「仮面ライダーディケイド」を連想するわけですよね。
クウガの世界、キバの世界、サブライダー:ディエンドの世界、ライダーそのものが存在せず別のヒーローが活躍している世界、昭和ライダーの世界、それぞれの世界のライダー同士が争うライダー大戦の世界など。
しかし一口に仮面ライダーって言っても多岐に渡るわけで特に平成ライダーが常に変化球を打ち出している状態でした。
だから変化球揃いのライダー作品群をまとめる手法として「それぞれのライダーの並行世界を旅する物語」にしたわけですね。
ディケイドが1つ1つ世界を渡り歩く作品だったのに対し今回の「スパイダーマン:スパイダーバース」は1つの世界にそれぞれの世界のスパイダーマンが集結するライダー大戦ならぬ「スパイダーマン大戦」の作品と言えば分かってもらえるでしょうか。
すみません、ライダーから離れます。どうしてもライダー基準で物を考えてしまう癖があって……。
ですが、小さい頃の私にとってスパイダーマンは仮面ライダーと同じく憧れのヒーローでした。
観る前までは蜘蛛が嫌いだったのに、スパイダーマンのおかげで蜘蛛嫌いが無くなるほど影響が強かったのです。
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テレビで初めて見たときに仮面ライダーとはまた違った魅力に惹かれました。
ライダーキックみたいな必殺技が無いのにどうやって敵を倒すのだろう?いくら超人的な力を持っているとはいえ、生身の身体でどこまで戦えるのだろう?他のヒーローと戦わせたらどっちが勝つのだろうとよく妄想していました。
またスパイダーマンを録画したビデオのケースに雑誌に掲載されているスパイダーマンの写真(その頃スパイダーマン3特集をやっていました)を切り抜いてのりで貼ったりしていました。内容は「スパイダーマン2」なのにビデオケースは「スパイダーマン3」の写真だらけでした(笑)
それくらい思い入れのあった「スパイダーマン」の映画が今話題になってると聞いて私は居ても立っても居られない状態でした。
今回ようやく友人たちと観に行く機会ができましたので観に行ってきました。
まず驚くのが映像が凄いということ。まるでCGかと疑う映像でしたが全部手書きだそうです。しかも1週間かけて書いた絵も2秒程度の映像にしかならなかったという力の入れっぷり。
映画『スパイダーマン:スパイダーバース』本編映像<スパイダーマンは1人じゃない編>(3/8全国公開)
さらに漫画によくあるコマ割りなども出てきてまるで漫画そのものを映像にしてるような感じでした。
そして何より物語が分かりやすい。「スパイダーマン」を見たことある人もない人も充分に入り込みやすい内容になっています。
ピーター・パーカーは「スパイダーマン」で街の平和のためにマスクを被って戦っていた。偶然、放射線を取り込んだ蜘蛛に噛まれた黒人の少年、マイルズ・モラレスはスパイダーマンと遭遇し彼に役目を託され「スパイダーマン」はキングピンによって殺されてしまう。
やがて目覚めていくマイルズの蜘蛛の能力。キングピンにより行われた実験によって別次元から来たピーター・B・パーカー。彼は自分の次元に帰るためにマイルズに協力することになる。
そして集結するそれぞれの次元のスパイダーマン。キングピンの目的を阻止するためスパイダーマンたちは団結して立ち向かうー。
と言った感じ。原作はもっと大規模で作風もダークな感じなのですが恐らくそのまま映画化しても受け入れられるのは原作ファンとコアなファンだけでしょう。
ストーリーは大幅に変更し、更に出てくるスパイダーマンの数もしぼる(原作は100人くらい登場するようで)ことで多くの人たちに受け入れやすくなったのでしょう。
あと受け入れやすくなった点としてはピーター・B・パーカーとマイルズ・モラレスのまるで「親子のような関係」が家族映画としての側面も持ったということでしょうか。向こうの世界のピーターはすっかりダメ親父ですがマイルズと交流することで自然とヒーローとは何かを教えていく。マイルズもそれに応えて、第二のスパイダーマンとして成長していきます。
また出てくるスパイダーマンも個性的です。「スパイダーウーマン」として活躍していたグウェン・ステイシー、白黒の世界で戦うスパイダーマン・ノワール、ロボットを操縦する女の子・ペニー・パーカー、豚のような見た目のピーター・ポーカーことスパイダー・ハム。
スパイダーマン・ノワールが昔から渋い見た目でカッコイイなあと気に入っていたのですが、今回の映画ではグウェンが好きになりましたね。女の子にモテそうな女の子って感じ。(単なる自分の好みだからかもしれませんが笑)
一緒に見た友人はペニー・パーカーを気に入ってました。可愛いですもんね。(しかも劇場で何種類かある手乗りフィギュアが売ってたのですが一発でペニーを当てていました!凄い引きの強さ!)
そして最後に登場するスパイダーマン。彼の存在が今後の「スパイダーバース」の展開の鍵を握るのですが・・・・・。おっと先まで読み過ぎましたね。
ちなみに続編が作られるとしたらニコニコでお馴染み東映版スパイダーマンが出るかもしれないと言われているみたいです。もし出るとしたらどのような活躍を見せるのか。レオパルドン(彼の専用の戦闘ロボット)は出るのか・・・・・・。
最後にこの映画には「スパイダーマン」の原作者である故スタン・リー氏も出演しています。彼の役目も重要なものなのでぜひ劇場でお確かめを。
この映画、「スパイダーバース入門編」となっていますので「アベンジャーズ」のように作品が続く前にぜひ見てください!
仮面ライダーのオフ会に参加してみた
「オフ会」。それはSNS等で知り合った者同士が現実世界(オフライン)で一同に会する場。
生まれてこの方、そういったものには参加したことがありませんでしたが、たまたまフォロワーさんが特撮オフ会のお知らせをリイートしているのを見て今回のオフ会の存在を知りました。
普段は月に1回「特撮オフ会」をおこなっているのですが、そのオフ会に参加している方が主催している「仮面ライダーオフ会」というのもあるそうで今回はそれに参加させて頂きました。(ちなみに「特撮オフ会」には1回参加しています。)
オフ会の場所は東京池袋の梅本ビル2Fにある「MJ」というバー。
中は30人くらい入れるスペースでしょうか。広過ぎず、狭過ぎず、ちょうどいい感じです。
まず入ったら参加費を払います。男性は3500円。女性は3000円。
その後参加する際に申し込んだ飲み物を受け取り、初めて参加した方や数回参加した程度の方はお店の注意事項を説明されます。
人数がある程度揃ったところで自己紹介。こういう自己紹介って1番緊張するんですよね(汗)
自己紹介のあとは2テーブルに分かれてフリートーク。やはり同じ趣味同士の方たちとだと話がスムーズに進みます。また共感できるところがあったり、まだあまり知られてない情報を共有したり。
途中で料理が運ばれてきます。料理は2つあったのですが写真を撮れたのは最初の料理だけ。
鍋料理は冷え切った体を充分に暖めてくれました。そしてライダー談義にも熱が入ります。
ライダー談義のあとはライダータイムならぬ、カラオケターイム!
皆、思い思いの歌を歌いあげます。
おかしかったのは今回のオフ会の主催者のKUROさんが「仮面ライダーキバ」のサブライダー・イクサのテーマ曲である「Fight for Justice」を歌ったのですが、格好はビルドの内海成彰で、38話でエボルトに忠誠を誓う際に折った難波会長の杖・通称「難波スティック」を再現して作ったのを手に持ち歌詞も「難波」というワードを入れて替え歌にしていました(笑)
しかも杖を要所要所で折りながら(笑)(折る部分はマジックテープでくっつけていたようでw)
私は「ドラグバイザーツバイ」を持ってきてたので(書き忘れてましたが玩具を持ってくるのは自由です)「仮面ライダー龍騎」の後半挿入歌「Revolution」を歌いました。本当はVバックルを巻いたら再現度が高まるのですが、仕方なく「ドラゴン」繋がりということでゲネシスドライバーを巻いて「ドラゴンフルーツエナジーロックシード」を付けていました(笑)
それぞれが歌い合ったあとは「仮面ライダージオウ」のOP主題歌「Over Quartzer」を全員で熱唱。一人は冒頭のナレーションまで再現してくれました。
「オーマの日。仮面ライダーの時代を画する審判の日。それは歴史の終わりか、それとも始まりか。選べ!我々自身の未来を!」
↑最新のナレーションでした!流石、ライダーファン。分かってらっしゃる(笑)
最後はみんなで記念写真。
(KUROさんには許可をもらいましたのでそれ以外の方は顔を隠させていただきました。)
ロックシードが入っているケースを持っているのが私です。
ケースを開けるとロックシードがズラリ。しかし、中を見るまでは何のケースか分からないので、よく怪しまれなかったなと思います(笑)
KUROさんが持っているパンドラパネルはLEDを仕込んでフルボトルを光らせています。凄すぎて感動しました!
普段から玩具を塗装等して改造されている方なのでツイッターに上げている作品がどれも素晴らしいです。
お開きになって帰る際、KUROさんとお店の方が店の入り口で見送ってくださいました。
やっぱり同じ趣味同士の人たちと集まるのは良いものですね!仕事に家庭に追われる日々であってもこのときだけは自分な好きなものについて熱く語れる。そのときは好きなもののことだけ考えられる。それって素敵なことじゃないですか?
私は今はあまり参加できないのですが、もっと余裕ができたら積極的に参加していきたいと思います。そうして何回か顔を合わせるうち趣味友ができるかもしれませんね。
これを読んでいるあなたも「誰かと話題を共有したい」と考えているなら「オフ会」に参加してみませんか?今はツイッターやインスタグラムなどのSNSが普及している時代です。探せば募集しているところが結構あると思います。(ただ、トラブルには気をつけて)
またこのオフ会に参加してみたいなと思う方!月に1回開催しているようなのでぜひこの機会に参加してみてはいかがでしょう。次の開催日は4月9日のようです。
[池袋]4月9日(火)第55回「特撮オフ会」 - TwiPla
最後はオフ会の宣伝になってしまいましたが、皆さん良きオタクライフをお過ごしください(^^)
(自分もそこそこ名前が知れたらオフ会開催してみたいです。なんて。)
私が何故、多人数ライダー作品に惹かれるのか
皆さん、お久しぶりです。永らく書いてなくてすみません。
結局、毎週感想を書こうと計画してた「ウルトラマンR/B」は放送が終わってしまい、書く書くって言う口だけの人で終わってしまいました(笑)
一旦、書き癖が付けば中学から高校にかけてのあの頃にようにスラスラと書けると思うんですが、「R/B」の放送時期は色々とありまして書く気力もありませんでした。
今こうしてまた書いているのは少し落ち着いてきたからで、またすぐに書かなくなるかもしれません。なので毎日、いや毎週書くってのはキツくて相変わらずの不定期更新になります。
それでもこのブログを読んでくれている方が少しでもいるならこれ以上の喜びはないでしょう。ありがとうございます。(「R/B」についてはどこかしらでまとめたいです。あと例の冬の映画についても。)
さて今回の議題は「私が何故、多人数ライダー作品に惹かれるのか」。
少し前の私は「仮面ライダーは1つの作品に1人か2人いれば充分」だと思っていました。
昭和の作品はまさにそれですし(先輩ライダーが共演するのは除いて)、平成仮面ライダー1作目のクウガや平成仮面ライダーシリーズ2期のダブル〜ウィザードが該当しますね。(オーズ、ウィザードでは2号ライダー以降のライダーも登場していますがあくまでも作品のメインは1号2号ライダーでした。)
どうしてそれで充分だと思ったのか。当時は自分でもよく分からなかったのですが、それは「1号と2号だけがいれば怪人側の魅力がより引き立つから」ではないかと今では思います。
事件を起こす怪人がいてその事件を主役が追い、2号もしくはそれに近い立場の人間が協力し、怪人を追い詰め、戦い、勝利または事件を解決に導く。そういったいわゆる探偵や刑事物に当時ははまっていたからかもしれません。
怪人やそれらが起こす事件が奇妙であればあるほど、難事件に立ち向かっていくキャラたちが魅力的に見えたのでしょう。
しかしその理想のライダー像が崩れるある「事件」が起こりました。
それが「仮面ライダー鎧武」です。
ライダーが次々と現れ、バトルを繰り広げていく。更には2話構成を崩し、まるで激流のように物語が展開していく。当時の私にとってはとても斬新に思えました。(ライダーバトル物としてはすでに「仮面ライダー龍騎」があるのですが、当時の私は「仮面ライダーは正義のヒーローなんだから協力して戦えばいいのにその仮面ライダー同士が戦い合う作品はおかしい」という理由だけで敬遠してました。)
更には虚淵イズムとも言えるような、登場人物が謎が解き明かされるにつれて追い込まれていく鬱展開。当時の私はそのあまりにも斬新な手法に圧倒され軽くショックを受けました。
「こんな作風のライダー作品があって良いんだ」と。
そんな視聴者のことを見越してか、その次のドライブ、ゴーストはいかにもヒーロー作品といった感じでした。(ゴーストはまた少し違った感じでしたが)
ですが、次の「仮面ライダーエグゼイド」でまたショックを受けました。
そのまるでSDガンダムのような目や頭髪といった奇抜なビジュアルもさることながら、メインキャラの死亡。1クールを過ぎた辺りからの謎が次々と明かされていくスピード展開。作風はいくらかマイルドになっているものの、私は「仮面ライダー鎧武」を思い出し、衝動的にエグゼイドとほぼ同時進行で見直しました。
またその時期にちょうど「東映特撮youtube official」で「仮面ライダー龍騎」を配信しており、偶然にも自分の脳内は「多人数ライダー作品は実は面白い」というように書き換えられたのです。
「エグゼイド」の次の作品である「仮面ライダービルド」も人数は少ないながらも「兵器としての仮面ライダー同士の戦い」をメインにした物語であったため「ビルド」にもはまりました。
それでは何故、多人数ライダー作品に惹かれるのか。それはやはりメインが「ライダー同士の戦い」であるからです。
「響鬼」や「カブト」もライダーがたくさん出てきますが、あくまでもメインの敵は「怪人」。
しかし、「龍騎」「鎧武」「エグゼイド」「ビルド」は違います。
「仮面ライダー」同士は戦うべきライバル、もしくは倒すべき敵として描かれており、お互いの「正義」や「欲望」のために激しくぶつかります。
そういった主義主張や多様性がなんとも人間社会の縮図というか、仮面ライダーベルデ/高見沢逸郎の言葉を借りるならば「人間はみんなライダーなんだよ!!!」ってことなんです。
そういった作風がちょうど社会に出て働いてる時期の私に刺さったんでしょうね。
「戦わなければ生き残れない!」ならぬ「働かなければ生き残れない!」(現在はその戦いからお休みしているわけなんですが(苦笑)
つまり何が言いたいかというと自分は「多人数ライダー作品」で尚且つ「ライダー同士が戦う」作品が大好きで、その理由はお互いの「正義」や「欲望」を胸に戦い合う姿がなんとも人間社会そのものを表しているようにみえて面白いからです。
自らの「願い」を叶えるために戦う「龍騎」、全てを支配する力を持つ禁断の果実を求めて争う「鎧武」、患者を巡り「医療」によって救う命か、ゲームのようにコンティニューして手に入れる命かを問う「エグゼイド」、強大なエネルギーを秘めた箱「パンドラボックス」を巡って戦争する「ビルド」。
生きるためには、何かを守るためには、自らの欲望を満たすためには、戦うしかない。それがその作品での彼らの生きる道であり、それ以外に方法はないのでしょう。
もっと書くことあったと思ったんですがここら辺がそろそろ限界。これでせいぜい2300字・・・・・・。もっと読み応えのあるものが書けるように頑張ります!
次回は完全自分の勝手なこじつけ記事になると思いますが、推し作品の共通点をいくつか書いていこうと思います。これからまたよろしくお願いします。