「ウルトラマンR/B」第2話&3話 二人で戦う意味と二つの武器(スラッガー)
一ヶ月ぐらい前、ネット環境が使えない状況がしばらく続いてブログを書けないことがあったのでその週の感想記事は書けずじまいでした。今回書けない間に5話までが放送されたので一つの記事に2話ずつまとめて感想を書きたいと思います。
第2話「兄弟の絆」
この回は早くも兄弟が衝突しました。お気楽に物事を考えててウルトラマンの力を手に入れて有頂天になってるイサミに対して兄のカツミは慎重派で手にした力の大きさを恐れていました。そして二人は意見が対立してしまいます。いずれ衝突するだろうと思っていましたがまさかこんなに早く衝突するとは・・・・・・。
そんな兄弟二人を癒してくれる存在がアサヒちゃん。持ち前の明るさで二人を励まし、失踪した母の言葉を引き合いに出し、一人ではできないことも二人ならできることの大切さを二人に再確認させます。
そんな中現れた怪獣はブラックキング。初登場は「帰ってきたウルトラマン」ですが今でも何かと出番が多い怪獣です。
怪獣の出現によって起きた混乱の中でカツミとイサミは二人で戦う意味を見出します。そしてアイテムをかざして変身!
一話ではてんやわんやな戦いぶりでしたが、お互いの存在の大切さに気付いたのか前回と比べて連携プレーが上がった気がします。
そして撃破!
この回はまさにタイトル通り「兄弟の絆」が深まった回でした。
第3話「アイゼンテックへようこそ」
父・ウシオが大事そうに持ってる母・ミオとの交換日記からルーブクリスタルの絵を見つけた兄弟二人。ミオがアイゼンテックで研究活動をしていた所から、アイゼンテックに行けば何か分かるかもしれないと思ったイサミ。渋る兄とアイゼンテックを見学したいと言ってきたアサヒを連れてアイゼンテックを訪ねます。
アイゼンテックの社長・愛染マコト。癖のあるキャラだと前から思っていましたがこの回で一段と濃くなりました。
会社の素晴らしさを力説するマコトですがテンションが上がってるアサヒちゃんに途中で話を遮られる始末。⬆(※アサヒちゃんはフットギアつけてます!)
アサヒちゃんがいなくなった所で本題に入るマコト。ウルトラマンについて聞かれたマコトはこう答えました。
大昔に綾香市に起こった出来事は真実だと言い、また消滅したウルトラマンからクリスタルが生まれて散らばったと。ミオと研究していたのはそのことについてだったようです。
しかし、研究途中でミオは失踪し、その研究は止まってしまっているようです。
空に暗雲が立ちこみ、今度はアイゼンテックの建物付近に怪獣が出現します。
登場したのは石化魔獣ガーゴルゴン。口には巨大な眼のような器官があり石化光線が発射されます。かつてウルトラマンXをその力で苦しめました。
ウルトラマンに変身し、ガーゴルゴンに挑む二人でしたがガーゴルゴンの触手と石化光線で苦戦してしまいます。
ブルが石化し、ロッソもピンチという状況でしたがビルのガラスに写った自分の頭部が光ってることにカツミは気づきます。手を近づけてみると新武器・ルーブスラッガーが出現!ピンチを切り抜けます。
眼の器官を攻撃したことにより石化が解けたブル。兄に教えてもらい自分も武器を出現させます。
ロッソは角が二本なので二刀流、ブルは角が一本なので一刀流というのがとても分かりやすくて良いですね。
スラッガーと言えばセブンのアイスラッガーや、ゼロのゼロスラッガーを思い出しますがセブン顔のウルトラマンが使う武器というイメージがあったのでセブンとはかけ離れたデザインのウルトラマンがスラッガーを使っているのは珍しいですね。(オーブハリケーンスラッシュが「オーブスラッガーランス」という武器を使っていましたがあれは槍のイメージが強いですねw)
ルーブスラッガーを駆使してガーゴルゴンを撃退した二人。お二人とも、お疲れさんです。
そして場面は変わり、多くのルーブクリスタルがはめられている盤のようなものにガーゴルゴンのクリスタルをはめる愛染マコト。唐突の正体バレですが、つまりこの男が怪獣を出現させていたのです。その真意は全くの謎ですが・・・・・・。
この回は謎に少し踏み込みんだ話と、新武器、そして怪獣の出現理由があきらかになった回でした。
2話、3話の監督は1話に引き続き武居監督でした。ウルトラマンをカッコイイ存在としてではなくコミカルにそしてどこか愛着のあるウルトラマンとして演出してくださいました。
続く4話&5話はニュージェネファンにはお馴染みの田口清隆監督が担当しています。