「#ウルトラマンの日」ツイートだけでは語り切れない熱い想い
前回も書きましたが「ウルトラマンR/B(ルーブ)」の放送開始日「7月7日」は「ウルトラマンの生みの親、円谷英二が生まれた日」ですが本日「7月10日」は「ウルトラマンの日」です。
間違えられやすいですが、ウルトラマンの放送開始日ではなく「ウルトラマンが初めてお茶の間のテレビに写った日」です。(放送開始前のスペシャル放送みたいなのをやってて、それにウルトラマンが初めて出てきました)
50年以上前のヒーロー番組が今日まで愛され続けてきたのは(ウルトラマン)に限らず感慨深いですね!
Twitterでは円谷の公式アカウントで「#ウルトラマンをつけて思い出を語ろう!」みたいなツイートをしてたので僕もそれに便乗してツイートしたのですが、あまりにも色々強い想いがあるので、ツイートの補足説明をするような形で今日のブログを書かせて頂きます!
僕の心の成長に繋がった作品①
— 伊乃魔@メンヘラ君ちゃん♂♀ (@TVArusuke) 2018年7月9日
物心ついた時には「ウルトラマンコスモス」を見ていました。どんな怪獣も慈愛の力で受け止め、侵略者などには圧倒的なパワーで立ち向かうコスモスがとても好きでした。
コスモスは僕に「優しさ」と「勇気」を教えてくれました。#ウルトラマンの日 pic.twitter.com/9qobdVS7M1
僕が生まれた年には「ウルトラマンダイナ」が放送されていたのですが、物心ついたときは「ウルトラマンコスモス」を見ていて、行きつけの床屋さんにはコスモスを録画した物があったので、僕にとってはウルトラマンと言えばダイナではなくコスモスでした。
コスモスの「怪獣を傷つけない」というスタイルも好きでしたが、何と言ってもあのOPと劇中で流れるBGMに子どもながら惹かれていたのでした。
ウルトラマンコスモステーマソング Spirit
最近になってコスモスを見返してたのですが、「怪獣を傷つけないように戦う」って結構難しいんだなと感じました。いつも上手くいくとは限らないし、場合によっては死なせてしまう危険性もある。(実際に死なせてしまった怪獣もいました。)
当時の子どもや親たちには結構人気の番組だったらしいですが、なかなかハードな作品でもあったんだな、と。
しかしそうした失敗があったからこそ、「癒し」の力を持つルナモードと圧倒的なパワーを持つコロナモード両方の力を持ったエクリプスモードが誕生しました。
物事はいつも上手くいくとは限らない。だからこそ、失敗を重ねて成長する。そんなメッセッージもコスモスには込められていると思います。
時には「拳」を。時には「花」を。「勇気」と「優しさ」。そういったことを僕はコスモスから学んだんだと思います。
僕の心の成長に繋がった作品②
— 伊乃魔@メンヘラ君ちゃん♂♀ (@TVArusuke) 2018年7月9日
時は流れ、僕は次第に作品から離れていきました。しかし「ウルトラマンオーブ」で久々の単独番組ということで何となく見始めました。そのオーブをきっかけに改めて僕はウルトラ作品の奥深さを知りました。オーブは僕に「きっかけ」を与えてくれました#ウルトラマンの日 pic.twitter.com/8Ir8oCS02Q
コスモス以降もシリーズ作品をなんとなく観ていたのですが「メビウス」放送終了後、ウルトラシリーズはテレビから消えてしまいました。(深夜やBSなどで関連作品は放送されていたのですが)
そうして僕も「ウルトラマン」はあまり見なくなり、「新ウルトラマン列伝」(過去のウルトラ作品を紹介する番組)内で久々のテレビシリーズ「ウルトラマンギンガ」が発表されたときには「へぇ~、新しいウルトラマンがやるんだ。」ぐらいにしか思ってなくて、興味を持っていませんでした。
しかし「新ウルトラマン列伝」が放送終了し、久々の単独番組として「ウルトラマンオーブ」が放送開始されたときに「久々に観てみるか」ぐらいの気持ちで何となく見始めました。
すると、気づけばすっかりオーブにはまりました。「ウルトラマンってこんなに奥深かったんだ」と。オーブが放送終了したあとには過去のウルトラシリーズも視聴するようになりました。それだけ、オーブは面白かったのです。
またオーブは「過去の自分を乗り越える」という側面もありました。そもそもオーブのフュージョンアップ形態(歴代二人のウルトラマンの力を併せ持った形態)はオーブがトラウマをきっかけに本来の力を失い、その代わりに変身した形態でした。
一時期は強大な闇の力に飲み込まれ、戦う時は我を失ってしまったオーブでしたが、ヒロインのナオミとの出会いをきっかけに「己を信じる勇気」を見出し、本来の力を取り戻すのです。その一連のシーンを見るだけでもオーブを見る価値はあると思います。
オーブは「己を信じる勇気」、そして主人公は各地を渡る旅人だったので、色んな世界にもっと目を向けるきっかけを与えてくれました。
僕の心の成長に繋がった作品③
— 伊乃魔@メンヘラ君ちゃん♂♀ (@TVArusuke) 2018年7月9日
オーブをきっかけに色々作品を観て特に印象に残ったのは「ウルトラマンネクサス」です。ネクサスは精神的にキツイ描写が多かったですが傷つきながらも何度も恐怖の存在に立ち向かっていったネクサスには心を打たれました。そして「絆」の大切さにも。#ウルトラマンの日 pic.twitter.com/WUV5nw9R1n
「ネクサス」の他にも「ティガ」や「ダイナ」「ガイア」、「ギンガ」「ギンガS」と見ていったのですがネクサスのインパンクトは強かったです。
主人公(この人はウルトラマンじゃないです)が色々と精神的に追い詰められたり、出てくる怪獣「スペースビースト」は気持ち悪くて、しかも怪獣が人を喰うシーンがある。(もちろん音だけですが。)とてもコスモスの後の作品だとは思えません。
そんな大人向けの作品だったためか、苦情等で本来の予定されてた放送期間が短縮され、全37話となりました。
確かにネクサスは結構キツイ描写が多かったですが、何度も傷ついてボロボロになっても恐怖の存在に立ち向かっていったネクサスには心を打たれました。
またネクサスの「力」は人から人へと受け継がれていくので、命が尽きそうな状態でも「生きて、この光を繋ぐ!」と叫んで戦った所は思わず涙が出ました。
そういった所が仕事で辛いことがあって、傷ついていった自分の姿と重なったのでしょう。「どんな壁に当たって、傷ついてもあきらめずに乗り越える勇気」をネクサスは僕に教えてくれたんだと思います。
そう言った意味で「ウルトラマンネクサス」は見て損は無いと思います。また「絆」が人から人へと繋がっていき、最終的には主人公に繋がり、次の世代へ受け継がれていく所は見応えがあります。
以上が、僕の心の成長に繋がった作品です。僕は今、新たな壁に直面していますがウルトラマン達が教えてくれた事を胸に、新たな一歩を踏み出そうと思います。